計画案の提出1回目

2004年7月23日
今日初めてお客様に名刺を渡した。

あんな感じの渡し方でよかったのだろうか。
今勤めている設計事務所の所長は、田舎者というか野蛮人というか
作法とか礼儀、いや、常識とは無縁の人間だ。
それが理由にはならないが、礼儀作法は自分で勉強しなければならないなぁ。。。と思った。(遅

 宛名に「○○○御中」と書いて出していただければ大丈夫です。
 と社長に言ったところ、「○○○御中様」と書いていたのを見たとき、
 一種の感動を覚えた。

 話がそれた。

この2週間程、2世帯住宅の計画案の作成ばかり進めていた。
お客様は、既に建設会社2社に計画案を作ってもらっていて、
結局その2社の提案に納得できずに、うちに依頼がきた。

 正直、それでもなんでウチに?!という思いが強い。
 ホームページからコンタクトをとってきたのだが、
 そのホームページには、嘘八百が書き立てられ、
 実績のないことなんて丸出しだ。
 ホームページを作った本人が言うのだから間違いない。

 また話がそれた。

計画案は、どう見ても設計事務所の提案するものではなかった。
恥かしかった。
計画案を作成したのは私ではない。
私は社長の言うとおりに図面を書いたCADオペレーターだった。

 快適性について先輩と社長が言い争いになったが、
 社長の「快適性なんて設備でどうにでもなる!」という言葉には
 建築家への淡い期待だとか、そういう多分大切なものが打ち砕かれた。
 絶望。

初めてお客様との打ち合わせというものに出席する私は、
それでもまだ期待していたわけで。
社長が終始一人でまくし立てる様を目の当たりにして諦めもついた。

やっぱり先輩の言う通りこの仕事とれないな。

こんな話、誰にしても新社会人なら誰にでもある挫折と片付けられるかもしれないけど、正直つらい。

つらい。

尊敬のできない上司に
「非常識」
「センスがない」
と言われ、
「すみません」
と謝るしかない非力な自分には目もあてられない。

金。
金のため。

金だってそんなにもらえてない。

辞める、以外に道は・・・

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